オープンしたての渋谷ストリームで開催される落語会のチケットを持って義母と小学2年生の娘とウキウキ気分で行ったものの途中退席になるなんて。。。
記念すべき娘の初落語
9/18の夜、新しくオープンした渋谷のストリームホールで落語の柿落としとして、『桂雀々独演会 爆笑渋谷おNEW』というものに7歳の娘、義母、私の3人でいってきました。
早々にチケットをとってもらったので席も前から4列目!記念すべき3世代で初の落語鑑賞ということで、私は朝からウキウキ♪
不安がよぎった座席
新しい建物の香りに包まれて、目新しい空間の雰囲気にきょろきょろしながら娘といざ席へ。
黒のシートでホールといっても椅子はたてつけではなくて、並べるタイプの座席。
座り心地的には「微妙だなぁ、うちの娘大丈夫だろうか?」と席を見て一抹の不安がよぎったのは今にして思えば虫の知らせだったのかもしれない(^_^;)
いよいよ落語がスタート
チケットをとる前は落語を「一緒に見たい!」と意気込んでいたのに、当日はえー!日落語かぁとテンションが低い。
うつりやすい子供の気持ちあるあるである。
さて、スタートは桂雀々&古今亭菊之丞師匠とのオーニングトーク。
大人にとっては面白い話だけれど子供にとっては興味のない時事ネタのためこの時点でもうついていけない。
「落語は?」と怪訝な表情。
もう少しで始まるからと言い聞かせる💦
やっと始まった開口一番は三遊亭兼好師匠の2番弟子のじゃんけんさん。
演目は元犬でした。
これは犬の話なので面白いと食いつきが良くこれなら何とか持つかなぁと思えた。
桂雀々師匠が登場
さてお目当ての桂雀々師匠の演目は私も初めての『動物園』。
動物つながりで虎がでてくるし楽しんでくれると思いきや靴はぬぐわ、かばんからラムネを取り出して食べるわ、見えないから席をかわってほしいというわ、とにかく落ち着かない。
基本集中して聞けない状態。
笑い声があがるときも娘の声は聞こえない😓
動くので隣のお客さんや後ろのお客さんのことを考えるとかなーり迷惑な状態。
結局菊之丞さんの天狗裁きの途中で限界だ❗もう帰ろうと決意。
「これが終わったら帰ろう」と耳打ちするとほっとした様子。
天狗裁き中も何度か注意したほど集中できていなかった。
義母は偉大。娘も頑張った。
中入りになって義母に帰る旨を伝えると「一緒に帰るわ」と席をたってくれた。
チケットをとってもらったのに申し訳ない気持ちと、一緒に見ると決めた事への後悔で頭の中が悶々とする。
でも義母はホールをでてすぐに「良く我慢したねぇ、頑張った!」と声をかけてくれた。
私としては落ち着かない娘に苛立っていて娘もその雰囲気を察知していたようで、「私のこと嫌いになった?」と聞いてくる。
ハッとして「そんなことないよー💦反対に連れてきてごめんね」と返事をすると泣きそうになっていた。
本人の中でも複雑な思いがめぐっていたのだと感じる。
私もそういう気持ちにさせてしまったことを大いに反省。
そしておばあちゃんの寛大さ、包容力というのは本当に有難いし偉大だと実感。
様子を見て娘の意思次第で再チャレンジ
その後はイルミネーションが綺麗なビルの中を2人で散策したり写真を撮ったりしてご機嫌に。
ひとまず落語の呪縛からは解放された。
結論としてはしばらくは親子寄席や子供寄席という子供対象の落語を聴きにいかせるべきということ。
それで落語を「もっとみたい」と言い出したら寄席デビューさせる。
ということで娘の落語デビューは私にも娘にとってもほろ苦い日となってしまった😓
自分が7歳の時には母の趣味につき合わされ歌舞伎座にいったりミュージカルを見たりコンサートに連れていってもらっていた。
どこでも静かに見ていたことを考えると「なんて落ち着きがないのだろう2年生なのに😡」という不満が最初はでてきたものの、私と娘は違うということを常に念頭に入れないとダメだということを思い知る。
先月からそんなことを痛感することばかり^^;